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[コメント] 2017-02-17 13:15

No.84 郷土館写真散歩―その10―変わらぬモノ_2

郷土館写真散歩―その10―変わらぬモノ_2

五千年変わらぬモノがある。






(上:現代
 下:八戸市笹ノ沢(3)遺跡出土 縄文時代中期初頭
 青森県埋蔵文化財調査センター所蔵 5,300年前)

どちらも展示中。
どこにあるか、どうやって使ったかは郷土館で探してね。

投稿者:彷徨う学芸員

[コメント] 2017-03-01 09:01

No.85 ふるさとの宝物 第184回 九浦外町絵図

ふるさとの宝物 第184回 九浦外町絵図

 「九浦外町絵図」は、弘前藩の「九浦」と呼ばれた港町と関所の所在地に加え、黒石、尾太山(現在の西目屋村にあった鉱山)、黒石藩も含めた各地の藩境18ヶ所の地図を収めている。この図は、1872(明治5)年に成立したとみられ、幕末から明治初年頃の各地の様子を伝えている。
 写真は、これに収められている「青森之図」のうち、町の中心部を抜き出したものである。図の上部、中央からやや左寄りには、四ヶ寺〔常光寺・正覺(覚)寺・蓮心寺・蓮花(華)寺〕が見える。図の右手には、林の中に鳥居と「烏頭(うとう)」の文字があり、ここが善知鳥神社であることがわかる。
 善知鳥神社からは左手に向かって、4本の道路が延びている。これらの道の両側には、それぞれ上から順番に、寺町・米町・大町・濱(浜)町がある。これらの地名は、1968(昭和43)年から青森市中部地区で実施された住居表示によって変更されたが、町会名などにはかつての名前を残している。大火・戦災を経て、多くの建物が建て替えられた現在でも、道路の配置はそれほど変わらない。

※ この記事は2017年2月16日付け東奥日報朝刊に掲載しました。

投稿者:学芸課 佐藤良宣

[コメント] 2017-03-01 09:03

No.86 ふるさとの宝物 第185回 ブラキストン線

ふるさとの宝物 第185回 ブラキストン線

 本州と北海道の間には「津軽海峡」がある。最も狭い大間崎と北海道の汐首崎の間は約18.7kmと距離的に近い。しかし水深が140m以上あり、最後の氷河期に海面が低下したときでも陸続きにはならなかったと考えられている。陸続きにならなかったということは生物の交流にも限度があり、津軽海峡を境として北海道が南限、青森県が北限といった生き物が多くみられる。
例えば、ニホンザルの北限は青森県で天然記念物になっている(下北半島のサルおよびサル生息北限地)。青森県を北限としている哺乳類を少し並べてみると、ニホンツキノワグマ、ホンドギツネ、ニホンモモンガ、それに対して北海道ではヒグマ、キタキツネ、エゾモモンガとなる。
 さて、津軽海峡を境として生物の地理的分布の境界線があることを提唱したのは幕末から明治にかけて日本に滞在していたイギリスの博物学者トーマス・ブラキストンである。その名前をとって「ブラキストン線」と呼ばれている。県立郷土館自然展示室にも北限の生き物たちがたくさん展示されている。面白いことに、青森県を「北限」ではなく「南限」としている生き物たちもいる。

写真
本県を北限としているニホンザル、ホンドギツネなどの剥製。自然展示室にあり触ることができる

※ この記事は2017年2月23日付け東奥日報朝刊に掲載されました。

投稿者:学芸課 豊田 雅彦

[コメント] 2017-03-13 18:50

No.87 郷土館写真散歩―その11―シリーズ顔_1

郷土館写真散歩―その11―シリーズ顔_1

郷土館に展示にされている人、動物、人形、動物形などの顔を紹介します。



展示室ごとにどんな特徴が見えるだろうか。

民俗展示室

投稿者:彷徨う学芸員

[コメント] 2017-03-27 09:34

No.92 ふるさとの宝物 第189回 麻蒸し桶

ふるさとの宝物 第189回 麻蒸し桶

 写真は、民俗展示室にある麻蒸し桶である。下の大きな釜でお湯を沸かし切った麻を縦に並べこの木製の桶をかぶせて蒸した。固い麻はこの麻蒸し桶を使って蒸すことで柔らかくなりそこから麻糸となる皮を取った。綿花の栽培が困難だった地域では麻が貴重な衣服の原料であった。青森市の浅虫ではそこに沸き出る温泉を利用して麻を蒸したという言い伝えがあり、「麻蒸」から現在の「浅虫」という地名が残ったと言われている。当館では学習に役立つ資料を持って学校に出向く「出前授業」を行っており、昔の人たちの暮らしや道具について県内の子どもたちに伝えている。その際この麻蒸し桶について解説すると、きまって子どもたちは「あさむし」という言葉の響きに反応し「あさむし水族館!?」「あさむし温泉!?」「関係あるわけない」などと言って少しざわつく。そこで浅虫という地名について説明すると子どもたちはもとより多くの先生方も驚きを示す。知っておきたい、誰かに伝えたくなる知識である。

※ この記事は2017年3月23日付け東奥日報朝刊に掲載されました。

投稿者:学芸課 福士道太


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