ふるさとの宝物

野沢如洋「春の海秋の海図屏風」(紙本墨画淡彩、六曲一双) |ノザワジョヨウ「ハルノウミアキノウミズビョウブ」(シホンボクガタンサイ、ロッキョクイッソウ)

分野:美術


展示の有無:展示なし

時代:昭和 (1937年)

所有者:青森県立郷土館

サイズ:172.0×64.0

受入番号:2176‐1-0


現在の弘前市出身の日本画家野沢如洋(1865~1937年)の大作です。如洋は、明治期国が主催する展覧会で高い評価を得た、本県を代表する画家です。馬を描くことで知られ、「馬の如洋」といわれますが、山水、花鳥、人物画にも多くの優れた作品があります。この作品は、水墨画を極めようとした如洋が、没年に心血を注ぎ、墨の濃淡で多くの波を描ききった大作です。

野沢如洋「春の海秋の海図屏風」(紙本墨画淡彩、六曲一双)
野沢如洋「春の海秋の海図屏風」(紙本墨画淡彩、六曲一双)
※画像をクリックすると拡大表示されます。