ふるさとの宝物

箱館戦争で使われた脇差 |ハコダテセンソウデツカワレタワキザシ

分野:歴史


展示の有無:第3展示室

時代:明治

所有者:青森県立郷土館

サイズ:46.0

受入番号:1888‐1-0


弘前藩が明治元(1868)年10月に箱館戦争へ出兵の際、藩士白戸直世(郡場直世)が使用したものです。刀背に撃ち合いの痕が残っています。弘前藩兵は敗退して青森へ逃げ帰りました。直世は、後に湯治したことが縁で、酸ヶ湯温泉の経営に携わり、その地に初めての旅館「白雲館」を創設したことでも知られます。また、直世の次男は、植物学者で県人初の弘前大学学長である郡場寛(かん)です。

箱館戦争で使われた脇差
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