ふるさとの宝物

菅江真澄筆「外浜奇勝」 |スガエマスミヒツ「ソトガハマキショウ」

分野:歴史


展示の有無:展示なし

時代:近世

文化財指定:県重宝

受入番号:2228‐1-0


「外浜奇勝」は、江戸時代後半の紀行家「菅江真澄」(1754~1829)が、寛政8年(1796)から10年(1798)にかけて津軽に滞在したときに、津軽一円の景観や動植物、考古資料、人々の生活習慣などを詳細に記したものです。菅江真澄が津軽から去った後は、弘前の俳人三谷句仏(みたに・くぶつ)が保管していましたが、天保11年(1840)に江戸定府の弘前藩山鹿高厚(やまが・たかあつ)へ譲られ、大正11年(1922)、青森市在住の画家佐藤蔀(さとう・しとみ)が東京神田の古書店から入手しました。青森県に唯一現存する直筆本であり、希少性が極めて高い資料です。

菅江真澄筆「外浜奇勝」
菅江真澄筆「外浜奇勝」
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