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[コメント] 2015-05-28 18:25

No.2 「写真展思い出のふるさと」 掲示板記事  薪の小切り

「写真展思い出のふるさと」 掲示板記事  薪の小切り

 これは何をしているところでしょうか?
 昭和30(1955)年5月、弘前市在府町(ざいふちょう)で撮影された写真です。
 昭和40年代頃までの本県では、冬の間、家の暖房に薪(まき)がよく使われていました。薪に使われるのはナラなどの広葉樹(こうようじゅ)でした。広葉樹は、ヒノキやマツなどの針葉樹(しんようじゅ)とは違い、枝分かれが多く、まっすぐな木が少ないので、家を建てる建築材料にはあまり使えません。しかし、かつては薪のほか炭の材料としてよく使われていたようです。
 薪は、山林から切り出され、トラックなどで町に運ばれます。毎年5月頃、薪炭(しんたん)業者が1メートル程度の丸太のかたちで各家庭に薪を配達します。その後、業者の手によって、動力付き丸のこなどで1尺(=33センチ)程度の大きさに切り分けられます。この写真は、そういう薪のコギリ(小切り)の作業の様子を撮したものです。こうして切られた薪は、ストーブを使用する冬に備えて、家の軒下(のきした)や小屋などに積まれたといいます。

投稿者:佐藤 良宣  学芸課


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