資料名 土偶 資料説明 土偶といえば「遮光器土偶」を思い出す人は多いだろうと前に述べた。 独特のユーモラスな表情は目をとらえて離さない力がある。 「遮光器」の名前の由来は明治時代、人類学・考古学・民俗学が未分化だった時代、第一線の研究者が極北地方の民族が使用する雪眼鏡との類似を紹介したことによる。当時から、広く世界の民族例に資料の解釈を求る動きがあったことを物語る。ただし、現在では縄文後期の土偶から次第に発達した表現であると考えられている。 時代 縄文晩期